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京都の老舗企業の多くがそうであるように、タキイもまた堅実経営を旨としている。会社設立以来、好況のときも不況のときも、無借金経営を基本に着実に歩んできた。あの日本中が狂乱したバブル期にも、いたずらに投機的事業に走ることなく、本業に専念。数々の研究農場や最新のバイオテクノロジー研究施設を新設するときのように多額の投資が必要な場合も、銀行から借り入れすることはなかった。そのため金利コストが発生せず、結果として高い収益が確保され、新たな投資が可能になる……という「経営の好循環」が生まれていったのである。それゆえタキイには、いわゆる「失われた10年」は存在しない。
これからもタキイは、人類の食に貢献する「種苗業」という夢のある本業に専念し、健全経営を続けていく。それこそ、創業以来脈々と受け継がれてきたタキイのDNAだから。 |
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