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| タキイの強みは創業以来 170年の長きにわたり、世界中から数十万種類もの種子を収集保存してきたこと。そのなかには現在では一般に入手不可能な古い品種や国の研究機関にもない貴重な品種が含まれている。これら膨大な種子という「遺伝資源」と、長年培ってきた自然交配による育種技術にバイオテクノロジーを加えて、タキイは2000種(野菜類1,500種、草花
500種)にものぼる新品種を誕生させてきた。1950年には世界初でアブラナ科の「一代交配種(F1)」を開発して業界に衝撃を与えたが、これもタキイ独自の多種多様な種子の蓄積があったからこそ可能になった快挙といえるだろう。
一方で、タキイは最先端の遺伝子組み換え技術についても研究を進めているが、生態系への影響や安全性などへの配慮から基礎研究レベルにとどめている。開発の中核をなすのは自然交配による育種技術であり、バイオテクノロジーはあくまでも研究のスピードアップや効率化のため補助的に用いるもの。こうしたバランス感覚を保ち続けることが、自然と共生していくためには不可欠である、とタキイは考えている。 |
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| 一代交配種(F1):2種類の原種を交配させてつくりだした一代目の種子で、両親である2種類の原種の良い面を受け継いでいる。 |
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